白内障とは
主な症状
- 視力の低下、霧視(かすんで見える)、羞明(まぶしく感じる)、複視(物がだぶって見える)
- 近視の進行(水晶体が混濁する際に膨らむため) など
※白内障になったときの混濁の仕方は一人ひとり違うため、症状には個人差があります。
治療について
残念ながら、今のところ白内障を投薬で完治させることはできません。日本では失明に至るケースが少ないとはいえ、進行したまま放置していればその可能性はゼロではありません。世界全体でみると、中途失明の原因で最も多い疾患が白内障であることからも、できるだけ早期に治療することが大事です。
- 軽度の場合は、点眼薬による治療で進行を抑えていきます。
- 仕事や車の運転など、日常生活に支障が出た場合には手術を行います。
※白内障が進行しすぎると、水晶体が硬くなるため手術が困難になります。また、緑内障やぶどう膜炎などの病気を引き起こす危険性もあるので、適切な時期に手術を受けることが大切です。
白内障の手術
当院では日帰り手術で対応しています。術後は点眼薬による治療と経過観察が必要です。一般的には、術翌日から首から下のシャワー・入浴が可能で、術後3日で洗顔・洗髪もできます。